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未経験からWebエンジニアになるには?必要スキルやキャリアパス・注意点を徹底解説!

未経験からWebエンジニアになるには?必要スキルやキャリアパス・注意点を徹底解説!

Webサービスの増加と多様化により、Webエンジニアを目指す学生が少なくありません。そして中には、未経験からでもWebエンジニアに転職したいと考えている社会人の方もいるでしょう。

しかし、実際に未経験からWebエンジニアを目指せるのか、その方法も含めてよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなWebエンジニアに未経験からなれるのか、そのためのステップ、将来的なキャリアパス、注意するべき点について詳しく解説します。

こちらの記事でWebエンジニア以外のさまざまなITエンジニアの種類や仕事内容について詳しく解説していますので併せてご覧ください。

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目次

未経験からでもWebエンジニアになれる?

結論から言うと、未経験でもWebエンジニアになることは可能です。パターンとしては、大学や大学院、専門学校などの新卒と、中途採用の2つが考えられます。

数的には新卒が中途採用を上回ります。企業にとっては、若くて低い給与で雇えること、また、将来を見込んで基礎から研修を行い、戦力となるエンジニアに育てていくという考えがあるからです。

中途採用は、25歳前後までの第二新卒向けのポテンシャル採用が多いです。

30歳を超えると不可能ではありませんが、第二新卒と比べると採用の確率は低くなります。しかも、まったくの未経験となると転職はかなり厳しいと言わざるを得ません。Webシステムについて深く理解しているとか、複数のプログラミング言語やフレームワークについてのスキル、プライベートでのWeb開発経験などがなければ、簡単には採用してもらえないのが現実です。

未経験からWebエンジニアになるための5ステップ

未経験からWebエンジニアになるためのステップ

未経験からWebエンジニアになるための具体的なステップを解説しましょう。

  • Webシステムの仕組みを習得する
  • プログラミング言語を習得する
  • 開発ツールの使い方をマスターする
  • 関連資格を取得する
  • 実際にWebサイトを構築してみる

Webシステムの仕組みを習得する

Webエンジニアになるには、まず、Webシステムの仕組みについて詳しく知る必要があります。インターネットがどのように機能するか、HTML、CSS、JavaScriptといった基本的なWeb技術について学びます。

オンラインコースや書籍、チュートリアルを活用し、Webの基本構造と動作原理を理解しましょう。具体的には、ユーザーがWebサービスを使い始めた瞬間から閲覧、視聴、問い合わせ、購入といったアクションを起こして離脱するまでのプロセスで何がどう動いたり、連動したりしているのかというメカニズムを理解することを意味します。

Webシステムと一言に言っても、提供できるサービスは数多く存在します。

  • 業務系Saas
  • 店舗などの予約サービス
  • メールシステム
  • ネットバンキング
  • マッチングサービス
  • SNS

上記は、いずれもさまざまなシーンで活用されている人気サービスばかりです。

Webサービスは進化が早く、デザインや使用感のトレンドもあるため、とくにフロントエンド開発では最新のUIやUXにキャッチアップしていく必要があります。バックエンドにおいてもクライアントが理想とするデータの蓄積と分析、解析、スムーズな決済処理などが可能な作りにしなければならないでしょう。

そのためにデータベースやセキュリティに関するスキルも強く求められます。

プログラミング言語を習得する

次にプログラミング言語とフレームワークについてのスキルも必須です。

Web開発において広く使用されているプログラミング言語(例えば、JavaScript、Python、Rubyなど)を選んで学習します。初学者に優しい言語から始め、基本的なプログラミングの概念(変数、ループ、条件分岐など)に慣れることが大切です。

フロントエンドでは、HTMLやCSS、JavaScriptをよく使います。バックエンドでは、PHP、Java、Python、Rubyなどが主流です。すべてをマスターする必要はありませんが、自分としてメインで使いこなせる言語知識を持っていることは重要でしょう。

開発ツールの使い方をマスターする

開発現場では、さまざまな開発ツールが活用されています。開発ツールを使うと、コーディングや開発工程管理、テスト業務などを大幅に短縮できます。例えば、代表的な以下ツールの基本的な使用方法を学べます。

  • テキストエディタ(VSCodeなど)
  • バージョン管理システム(Git)
  • フレームワークやライブラリ(React、Angular、Vue.jsなど)

企業にとって頼れるWebエンジニアになるには、開発ツールの使い方をマスターしておくことも大切でしょう。

関連資格を取得する

Webエンジニアは、特定の資格がなければなれない職種ではありません。極端な話、資格がなくても質の高い開発力があれば活躍の場は数多く与えられます。

しかし、未経験の場合は、自身のスキルレベルを客観的に示すために、以下のような関連資格を取得しておくのがおすすめです。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験

Microsoft、Amazon、Googleが提供するクラウドサービス関連の資格もおすすめです。

実際にWebサイトを構築してみる

「何を」「どれくらいの時間で」「どのように」できるのかという客観的資料やエビデンスがあると、採用を決める大きな説得材料になります。

そのためにも、実際にWebサイトを構築してみるのがおすすめです。学習した知識を活かして、自分だけのWebサイトやアプリケーションを開発します。プロジェクトを通じて、問題解決能力やデバッグスキルを養い、ポートフォリオを構築できます。

工夫した点やアピールできるポイント、苦労した点などについて自分の言葉で語れると、そこに個性や魅力があらわれて他者との差別化につながります。GitHubなどのプラットフォームにプロジェクトを公開し、他者と共有することも大切です。

Webエンジニアのキャリアパス

Webエンジニアのキャリアパス

Webエンジニアの場合、コーディングを中心とした働き方では20代〜30代の間はよくても、その先になると淘汰されるリスクがあります。技術進化や若手の台頭が著しく、やがて付いていけなくなるケースが多いからです。将来的には、真剣にキャリアパスを考える必要があるでしょう。

そこでWebエンジニアとしてキャリアアップしていくキャリアパス候補を以下に紹介しましょう。

スクロールできます
ITアーキテクトクライアントが抱える課題を解決するためのITシステムの設計から開発、実装に至るまでを取り仕切るリーダー的存在
フルスタックエンジニア開発プロジェクトに関わるエンジニアたちを束ねる、専門知識とスキルに裏付けられた実力をもつ技術リーダー
WebディレクターWebエンジニア、Webデザイナー、ライターといった関連スタッフを束ねて、サービス運用までの責任を担うリーダー。
CTOエンジニアとしてのスキルのみならず、マーケティングの高い知見が求められ、技術戦略の意識決定を担う、企業の最高技術責任者。
プロジェクトマネージャー開発の予算、スケジュールを管理し、案件に相応しいメンバーの人選を行う。開発チームを結成してプロダクトの納品までの責任を追うリーダー。

こちらの記事でWebエンジニアから他業種に転職する場合のおすすめ転職先について詳しく解説していますので併せてご覧ください。

未経験からWebエンジニアを目指す上での5つの注意点

未経験からWebエンジニアを目指す上での4つの注意点

続いて、未経験からWebエンジニアを目指す上での注意点について解説します。

具体的には、以下になります。

  • 独学は挫折しやすい
  • ある程度の激務は覚悟する
  • ライバルが多いため常に勉強が必要
  • 人との交流が苦手な人は要注意
  • 転職エージェントへの登録がおすすめ!

独学は挫折しやすい

未経験からWebエンジニアになるためには、プログラミングの習得や関連資格の取得など勉強しなければならないことが大量にあります。Web開発は幅広い知識と技術が必要であり、独学で進める場合、方向性を見失ったり、難易度の高いトピックに直面した際にサポートがないため挫折しやすくなります。

しかも中途採用の場合、とくにプログラミングについて基礎的なことを一通り学ぶ程度では、面接をパスすることは困難です。できれば自己流ではなく、オンラインコースの受講、勉強会への参加、またはメンターを見つけることで、学習プロセスに構造を持たせ、動機づけを維持することが重要です。同じ目標を持つ仲間との学習は、挑戦を乗り越える大きな助けとなります。

ある程度の激務は覚悟する

Webエンジニアの仕事はプロジェクトベースで進められることが多く、締め切りや要求の変更に伴い、時には激務になることがあります。残業や休日出勤を余儀なくされることがあります。

とはいえ、時間外労働は、他の業界と比べて突出して多いわけではありません。長くても月に30時間前後というケースが大半で、しかもその状態がずっと続くわけでもないのです。もちろん、企業によって環境は異なりますし、ブラック企業が全く存在しないとは言い切れません。最近は定時に帰宅できる企業が多く、年次有給休暇も法定通りに取得可能と考えてよいでしょう。

規定時間の中でプロジェクトを進めるためにも、タイムマネジメントとストレスマネジメントのスキルを磨くことが重要です。また、仕事とプライベートのバランスを保ち、長期的にキャリアを維持するためにも、健康管理に留意しましょう。

ライバルが多いため常に勉強が必要

Web技術は日進月歩で進化しており、市場には多くの競合が存在します。そして、実力主義のため常に新しい技術を勉強し続けなければ徐々に活躍の場が減っていきます。

しかもずっと若手Webエンジニアの時代に身につけたタスクスキルだけで通すことは難しく、キャリアパスを見越したスキルアップを考えていく必要もあるでしょう。したがって、向学心や好奇心が少ない人にはキツイと感じるかもしれません。

最新のトレンドや技術を追いかけ、自己学習を継続すること。また、特定のニッチな技術領域での専門性を深めることで、競争力を高めることができます。

人との交流が苦手な人は要注意

Webエンジニアというと、ただパソコン画面だけを見て黙々と仕事をするイメージが強いかもしれませんが、実際はそうではありません。Webエンジニアリングは、チームでのプロジェクトが多く、コミュニケーションが重要になります。人との交流が苦手だと、チーム内での協働や情報共有がスムーズに行えない可能性があります。

クライアントのニーズをヒアリングし、その内容を他のエンジニアと共有して、チームとしての交流を深めながら開発を進めていかなければなりません。その過程で、Webデザイナーやプロジェクトマネージャーとも密にやり取りする必要があります。

コミュニケーションスキルの向上に努めましょう。プレゼンテーションやミーティングでの発言、チームメンバーとの一対一の会話など、さまざまなシチュエーションでの練習を通じて、自信をつけましょう。

転職エージェントへの登録がおすすめ!

未経験からWebエンジニアになりたい方には、転職エージェントがおすすめです。転職エージェントを利用することは、未経験からWebエンジニアを目指す方にとって非常に有効な戦略です。

転職エージェントを通じて転職活動を行うメリットは以下のように多岐にわたります。

1. 広範囲な求人情報へのアクセス

転職エージェントは多くの企業と連携しており、一般には公開されていない非公開求人を含め、幅広い求人情報にアクセスできます。これにより、自分だけでは見つけられなかった機会に出会える可能性が高まります。

2. キャリアアドバイスの提供

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職市場や業界の動向に精通しています。未経験者がWebエンジニアとして成功するためのアドバイスや、自分のスキルや経験をどのようにアピールすればよいかなど、転職活動全般にわたるサポートを受けられます。

3. 面接対策とフィードバック

エージェントを通じて面接の機会を得た際には、面接対策やフィードバックも提供されます。これにより、面接スキルを向上させることができるだけでなく、次の機会に活かせる貴重なアドバイスを得られます。

4. 給与交渉のサポート

転職エージェントは、希望する条件や市場価値に基づいた給与交渉を代行してくれる場合があります。未経験者にとって給与交渉は難しい部分もありますが、エージェントを介することで適切な評価を受けやすくなります。

5. 転職活動の効率化

転職エージェントを利用することで、求人の検索から応募、面接の調整までのプロセスが効率化されます。これにより、現職を持ちながらの転職活動でも、無理なく進めることが可能になります。

自分に合った転職エージェントを見つけるには、専門性やサポート体制、提供されるサービスの質を比較検討することが大切です。また、複数のエージェントに登録することで、より多くの情報や機会に触れることができます。転職活動は一生に何度もあることではありません。自分のキャリアを大きく左右するこの機会に、最大限のサポートを得られるよう、転職エージェントの活用を検討してみてください。

未経験からWebエンジニアになる方法でよくある質問まとめ

未経験からWebエンジニアを目指せる?

未経験からWebエンジニアになることは十分可能です。この目標を実現するためには、計画的なアプローチと継続的な学習が必要です。適切な学習戦略と実践を通じて、技術力を身につけ、自分自身を市場で価値のあるプロフェッショナルに変えることが可能です。重要なのは、学習に対する情熱と、目標に向かって前進し続ける意志力です。

未経験からWebエンジニアを目指すときの注意点は?
  1. 独学の限界:独学で学習を進める場合、挫折しやすいため、オンラインコースの受講や勉強グループへの参加など、サポート体制を利用することが推奨されます。
  2. 激務への準備:Webエンジニアの仕事はプロジェクトによっては激務になる可能性があるため、時間管理とストレス耐性を高めることが重要です。
  3. 継続的な学習の必要性:技術の進化が速い分野であるため、業界についていくためには、常に最新の知識を学び続ける必要があります。
  4. コミュニケーションスキルの重要性:チームでの開発が多いため、人との交流が苦手な場合は、コミュニケーション能力を向上させることが望ましいです。
  5. 転職エージェントの活用:未経験からの転職では、転職エージェントを利用することで、適切な求人を見つけやすくなり、転職活動がスムーズに進むでしょう。

まとめ

未経験からWebエンジニアへの道を進むことは可能ですが、その過程には計画的な準備と継続的な努力が求められます。年齢が上がるにつれて転職市場での競争は厳しくなる傾向がありますが、早期に行動を開始し、適切なスキルセットを身につけることで、成功の可能性を高めることができます。

理論学習だけでなく、実際にプロジェクトを手がけ、Webサイトやアプリケーションの開発にチャレンジすることが重要です。実践を通じて得られる経験は、技術力の向上に直結します。

転職市場の動向を理解し、未経験者に適した求人を見つけるために、転職エージェントのサポートを受けることが有効です。エージェントを通じて、キャリアアドバイスや面接対策など、転職活動全般にわたるサポートを受けられます。

Tech Forwardに登録されているAI・Web3分野の最新求人一覧を以下からご覧ください。

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